ココロが壊れないための「精神分析論」/加藤諦三
ココロが壊れないための「精神分析論」―加藤諦三教授の早大講義録 (宝島社新書 251)
- 作者: 加藤諦三
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/10/06
- メディア: 新書
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「行動の裏には動機がある」と見る著者は「礼儀正しいのは不安感や恐怖感から」(P.46)であるとし、
「『よい人』といわずに『神経症的傾向の強い人』といえば『なぜ?』でなく『やっぱり』ということになります。(P.151)
と看破する。
著者の講義(社会学)を受けた当時にはピンとこなかったErich Seligmann Frommらの精神分析論が、数十年を経た今はとても良く理解できる。
んー、もったいないことをしたものだ。