人間の往生/大井玄

人間の往生―看取りの医師が考える (新潮新書)

人間の往生―看取りの医師が考える (新潮新書)

終末期医療に携わる著者ならではの視点から描かれた生病老死。その考察は医学の見地から宗教へと拡がってゆく。
いつかは必ずやって来るおしまいの日。病院で管や電線につながったままではなく、自分らしい状況でその時を迎えられたら、と思う。