ひとりガサゴソ飲む夜は…/椎名誠

ひとりガサゴソ飲む夜は・・・・・・

ひとりガサゴソ飲む夜は・・・・・・

 夕刊紙に2年間にわたり連載された酒にまつわる随想記。著者は日本や世界の各地を訪れては(読者の期待どおりに)よく飲み、ほどよく(時には滅茶苦茶に)酔っぱらって上機嫌になる、そんな正しい日本のオトッツアンを演じてくれている。
 著者ならではの麦酒への熱い思いはワタクシにも深く頷けるところであり、喉がウグウグ鳴るのであった。