問題な日本語 その3/北原保雄 編

問題な日本語その3

問題な日本語その3

 まだ続く「問題な日本語」。言葉は生き物であり移りゆくものではあるが、意思疎通と情報伝達の道具という観点から見れば、規範として確立している必要がある。本書が話題になると言うことは、そう言う意識をもっている人も少なからずいるという証しだろう。
 本作では「恨み骨髄に徹す」に唸らされた。ワタクシこれまで「恨み骨髄に達す」と誤用してきたが、今ATOK2008で入力しようとしたら『誤用』と指摘されてしまいました(汗)。