「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い/山田真哉

 前著を真っ向から否定するような書名だが、通底するのは「数字の見方を心得よ」ということ。ビジネスにおいても日常生活においても、誤解させるような数字や硬直した計画にとらわれることなく複数の視点を持つようにすべしということを説いている。平易で読みやすいのは前著と同様だった。