ひらめきの導火線/茂木健一郎

ひらめきの導火線 (PHP新書)

ひらめきの導火線 (PHP新書)

 欧米に比べ独創性に劣るとされる日本人。だが、そんなことはない。著者はトヨタソニーなどの企業事例を挙げ、個々人のひらめきの連鎖が優れた製品やアイデアを産みだしてきたと言う。脳を活性化するにはプレッシャーをかけること。逆境を乗り越え、終わりなき探求を続けることで、まだまだ進歩するのだそうな。

 一つひとつの文は平易でわかりやすいのだが、読み進んでいくうちに著者が何を言わんとしているのかが段々分からなくなってきた。ワタクシの「ひらめきの導火線」は湿気ってしまっているようだ。何ともはや。