宮脇修一「造形集団海洋堂の発想」光文社新書(2002年) ISBN:4334031609

 チョコエッグなど食玩で脚光を浴びた「海洋堂」専務が自ら語る、これまで歩んできた道と人間模様。関係者のコメントを要所に織り交ぜることにより、実録的雰囲気を高めている。作品に対する強い思い入れ(「こだわり」というべきか)は伝わってくるが、唯我独尊的に見えるのもまた事実。まぁそれくらいの自信と熱意がなければやっていられないのかも知れないが…。
 我が家にも海洋堂作のものがいくつか転がっているかな。掃除がてら探してみることにいたしましょう。