古川愛哲「『散歩学』のすすめ」中公新書ラクレ(2005年) ISBN:4121501969

 散歩は軽運動や気晴らしに留まらず、脳を活性化させ幸福感をもたらす。散歩をしながらの会話や道すがらの発見から受ける刺激を著者は「アウトドアカルチャー」と名付けた。本書には体験から導かれた散歩を楽しむコツが満載されており、読み始めたその日から実践することが出来そうだ。
 仕事や家庭でのストレス解消のためにも、誰かをお供に歩いてみよう。