俣野敏子「そば学大全」平凡社新書(2002年) ISBN:4582851525

 植物としての「ソバ」から食物としての「そば」へと研究を続ける著者による蕎麦あれこれ。そばが江戸の街で受け入れられていく歴史を語った後、一転して世界のソバ料理などが紹介されている。麺としてではないにせよ、蕎麦掻きのような形態で各国でもソバが食べられているというのは意外であった。
 そば打ちは何度か経験したことがあるが、なかなか奥の深いものがありました。旨いそばを自分の手で作ってみたいものですなぁ。