山田真哉「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」光文社新書(2005年) ISBN:4334032915

 書名の問題のほか、住宅街の真ん中にある高級フランス料理店や在庫をたくさん抱えた自然食品の店など、身近にある一見不思議な経営形態を題材に、会計的な考え方の基礎を易しく説いた本。発展的学習につながるよう、用語集や格言などがまとめられているのも気が利いている。
 短時間ですぐに読み終わってしまった。内容が薄いわけではないし…と思い、よく見てみたら字が大きく一頁あたりの文字数が少ないのだった【本書→38字×14行 同社の別の新書→41字×15行】。なるほどねぇ。