身もフタもない日本文学史/清水義範

身もフタもない日本文学史 (PHP新書)

身もフタもない日本文学史 (PHP新書)

源氏物語から現代小説まで、日本文学の大まかな流れを追う。小説家が小説家を批評すると言うのも文体模倣を得意とする著者にはうってつけ、と思える分野の一冊である。
活字文化が花開く近代以降は超駆け足の展開だが、これって実は歴史の授業のパロディだったりして…。