擬態うつ病/林公一

擬態うつ病 (宝島社新書)

擬態うつ病 (宝島社新書)

うつ病のような症状を呈していながら、実はうつ病ではない。著者は臨床経験からそういう患者が大勢いることを看破し、「擬態うつ病」と名づけた。本書では擬態うつ病の増殖する要因や治療法(≒対処法)について述べることにより、真性のうつ病をも治療・治癒に導こうとしている。
著者は「Dr 林のこころと脳の相談室」(http://kokoro.squares.net/)というサイトを運営しており、そこには心を病んでしまった人や周囲の人からのたくさんの問い合わせとそれへの回答が集められている。